柏原市文化連盟のあゆみ

1971年(昭和46年) 柏原市文化連盟結成~10年間

文化活動への呼びかけが実を結ぶ

 

柏原の歴史は古く旧石器時代までさかのぼるとされています。 4世紀から7世紀頃の遺跡や古墳がそれを物語っています。 時を経て昭和の時代、柏原村から柏原町 1929年(昭和4年)には町役場(旧公民館) が設置されました。

 

1956年(昭和31年) 中河内郡柏原町と南河内郡国分町との合併が実現して 中河内郡柏原町となり、2年後、1958年(昭和33年)大阪府柏原市制が施行されました。

 

柏原市の発展と共に、旧市民文化会館(現在のリビエールホール)で開かれる 文化祭での芸能発表は、市民集いの場となりました 。

 

 

一方、展示部門はどうしても学生児童中心のものとなり、当時の公民館館長が 施設利用の指導者へ参加の呼びかけをされた事が、 連盟結成のきっかけと なりました。 柏原市文化連盟として実を結び、1971年(昭和46年)8月1日、 旧公民館にて柏原市文化連盟結成式が行われました。 (会員数106名)

 

初代会長 青木 志郎氏 二代目会長 高井 繁一氏 お二人の功績は大きく、この10年間でしっかりと基盤が整いました。 文化連盟規約、 組織図の作成等、 それに伴い役員体制も充実、 6協会・16クラブの熱心な活動は会員増加にも繋がり、躍進していきました。

 

初代会長 青木志郎氏が、記念誌に記されていた文言の一部を要約して紹介します。

 

 

我が柏原市には、各所に遠い石器時代からの貴重な文化遺産が多く残されています。 

 

これらを見るにつけ、我々の先祖が如何に豊かな文化生活を営んできたかがしのばれます。 我が柏原市には、各所に遠い石器時代からの貴重な文化遺産が多く残されています。 折角の、この誇り高い柏原市を受け継ぐ市民として、発展の跡を広く後世に残すべく、 文化連盟は結成されました。

 

1978年(昭和53年) 5月14日 待望の市民文化センターがオープン。

 

柏原市制施行20周年記念とも重なり、第1回文化センターまつりが盛大に開催

 

第1回見学研修会(現在の文化研修会)は 月ヶ瀬へのバス旅行

 

「連盟会報創刊号」  文化連盟創立5周年記念

「連盟会報第2号」   文化センター開館記念号

 

 5協会が発足(美術、謡曲、書道、舞踊、詩吟)

 

 

 自主事業としての取り組み 「コーラスと映画の集い」「上方落語を聞く集い」 と 「名画鑑賞会」